僕の就活①【迷える子羊誕生】
こんにちわ、Rhizobiumです。この記事では、僕の経験した就活を、連載編で面白く語っていこうかと思います。
これまで、博士の就活に関していくつか記事を書いてきたのに、実は自分の経験を一切語っていないということに気づきました。これではいけないと思い、せっかくなので、連載編にしていこうかと思います。
真面目な感じの記事は、以下に貼っておきますが、この連載編ではさほど真面目なことは言わず、ストーリーとして簡単に面白く読めるようにまとめようと思います。
真面目な記事たち↓↓
博士の進路選択 カテゴリーの記事一覧 - Ph.D.企業研究者の思考貯蔵庫
迷える子羊の大学院生誕生
これまでの記事では、真面目に博士のことを語ってきましたが、私が大学院生の時は優柔不断で決断力のない学生生活を送っていました。
本来ならこの時期ならば、自分のキャリアプランは決まっています。大体3つくらいなのではないでしょうか。
①国内の研究機関のポストを探す。
国内の研究機関ならば、教授に紹介してもらったり、自分でアポイントを取ったりするのが順当です。自分で研究費を持っていかずとも、その研究室の資金獲得状況とコネ次第でポスドクとして受け入れてもらえたりします。
②海外の研究機関のポストを探す。
海外の研究機関なら、直接コンタクトを取って、Skypeなどで受け入れ相談に乗ってもらいます。ただ、自分で資金を持っていかないと厳しい場合が多いです。もちろん教授のコネと自信の業績次第ですが。
③企業 or 公的機関に就活をする。
企業の就活なら、卒業1年半前には準備が必要になります。一般論ですが、OB訪問などがあるので、準備は早めにしとくことに越したことはないです。
しかし、僕は進路選択を後回しにしてしまいました。 大学院卒業を一年後に控える3月まで、「なんとかなるさ」と思いながら。加えて、「自分が何をしたいのかわからない」という一種の病的な悩みにも苛まれていました。このような状況になってしまった理由はあるのですが、ここでは省略します。
この楽天的思考と、自己分析の欠如により、
迷える子羊が誕生しました。
迷える子羊の悪いところは、決断を先延ばしにするあまり、仕事が倍増するところにあります。なんと僕は、決断ができないあまり、上記①~③をすべて同時並行に行うことに決めたのです。
さらにこの時、僕の最も力を入れた研究結果を論文をまとめてハイインパクトなジャーナルに投稿しようとしていました。さすがに研究は一時的にストップしましたが、
・海外研究機関 (海外の知り合いの先生にアポイント、海外学振の申請)
・企業就活 (自己分析からスタート)
・論文執筆 (本気のやつ)
という業務を同時並行で進めるという暴挙に出ました。
なんというマルチタスク!?
ここまでアホみたいなマルチタスクを背負った博士を僕は知りません。普通の博士はこんなことはないと思います。これも僕の迷える子羊病が招いた罰です。
これからいろいろと書いていきますが、僕の伝えたいことは1つだけです。
キャリアプランは早く決めておこう。
でないと僕みたいに自分で自分の首を絞めます。
次の記事は、【開幕ダッシュ失敗】です。